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1、2、3の数字が書かれたカードがたくさんあり、次のように規則的にならべていきます。
@ A B @ @ A A B B @ @ @ A A ・・・
このとき、次の問に答えなさい。
(1)カードを20枚ならべたとき、ならべたカードに書かれた数の合計はいくつですか。
(2)カードを108枚ならべたとき、ならべたカードに書かれた数の合計はいくつですか。
(3)ならべたカードに書かれた数の合計が353のとき、ならべたカードの枚数は何枚ですか。
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こたえ
(1)ならべるカードの枚数の規則は、次のようになっています。
@ A B ・・・ 3枚
@ @ A A B B ・・・ 6枚
@ @ @ A A A B B B ・・・ 9枚
@ @ @ @ ・・・
・・・以降、3の倍数の枚数が続きます。
3+6+9+2=20 で、上の表より、書かれている数の合計は、
1×(1+2+3+2)+2×(1+2+3)+3×(1+2+3)
=8+12+18
=38 です。
(2)3+6+9+12+・・・+□の合計が108に近くなるような
□の値を調べます。
3+6+9+12+・・・+21=(3+21)×7÷2=84
3+6+9+12+・・・+24=84+24=108
となるので、@、A、Bのカード共に8枚ずつ並べ終わったとき、
カードの枚数は108枚になります。
よって、108枚ならべたとき、カードに書かれた数の合計は、
1+2+3+4+5+6+7+8=(1+8)×8÷2=36 より、
1×36+2×36+3×36=(1+2+3)×36=216 です。
(3)ならべたカードに書かれた数は、
次のような規則で求めることができます。
@ A B ・・・ 1+2+3=6
@ @ A A B B ・・・ (1+2+3)×2=12
@ @ @ A A A B B B ・・・ (1+2+3)×3=18
・・・以降、6の倍数が続きます。
よって、
6+12+18+・・・+□ の合計が353に近い□を調べます。
すると、
6+12+18+・・・+60=(6+60)×10÷2=330
6+12+18+・・・+66=330+66=396 より、
@、A、Bを共に10枚ずつならべ終わったとき、
カードに書かれた数の合計が330で、次に@を11枚ならべると、
カードに書かれた数の合計は、330+11=341となり、
(353−341)÷2= 6枚のAをならべ終わると、カードに
書かれた数の合計が353になることがわかります。
よって、ならべたカードの枚数は、
(1+2+・・・+10)×3+11+6=165+17=182枚
と求められます。
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