あたまにつまった石ころが
表紙画像絵本でノンフィクションは珍しいのですが、2001年度ボストングローブ・ホーンブック賞、ノンフィクション部門オナー賞受賞作品です。
作者ハーストの父親は子どものころから石を集めるのが好きで、まわりから「あいつのポケットと頭の中は石ころがつまっている」と言われていました。
大人になってガソリンスタンドを始めますが、店の棚にはやはり石が置いてある。
仕事は一生懸命やるのですが、大不況がきてうまくいかなくなります。
職探しのつかの間やはり石を集めています。
あとがきで紹介されますが、結局、最後はスプリングフィールドの科学博物館館長にまでなってしまいます。
父親が情熱をかたむけたのは、「学ぶ」という生き方そのものだったとふり返っています。
作者も今は「頭の中に本がつまった」作家だそうです。
作・文出版社出版日
キャロル・オーティス・ハースト    訳 千葉茂樹ジェイムズ・スティーブンソン光村教育図書2002.7.1